バスケットボール女子日本リーグ徳山大会

平成12年2月20日(日) 徳山市総合スポーツセンター

第1試合(1部)

  三井生命 73 41 33 78 トヨタ自動車
32 45

【戦評】

 両チームマンツーマンでスタート、三井はトヨタの司令塔#11真鍋をフェイスでガードしリズムを崩そうとする。三井3ポイント#10高橋のドライブ等で先行する。#11真鍋のマークが甘くなり始めたところで#7山田、#6小池、#11真鍋等で加点し差を詰めるものの、三井のアウトサイド(3P)が効果的に決まり前半41−33三井8点リードで終了する。
 後半、トヨタ2−1−2ゾーン、三井マンツーマンでスタート。#7山田の連続ゴールでリズムの出てきたトヨタは着々と加点し12分#11真鍋のドライブでこのゲーム初めて逆転する。その後一進一退の攻防で両者一歩も譲らない。残り5分トヨタの連続速攻で67−64と突き放すが、三井も#15近藤、#11柴崎の3連続3Pで再逆転。しかしトヨタも残り1分#8竹内のインサイド、#6小池のフリースローで同点に追いつき、残り40秒#8竹内のシュートで75−73。三井ファウルゲームに持ち込もうとするが結局78−73でトヨタの勝利に終わる。

第2試合(1部)

ジャパンエナジー 76 44 22 54 日立戸塚    
32 32

【戦評】

 両者マンツーマンでスタート。セットプレーでゲームコントロールしたい日立戸塚に対し、Jエナジーは#15浜口のインサイド、#4立川、#10矢野、3P等で加点する。10分までは日立戸塚#55山崎、#13小寺等で応戦するものの、徐々にJエナジーが引き離す。8分には27対17。ミスの目立ち始めた日立戸塚は得点が伸びず前半44対22でJエナジーリードで終了する。
 後半、日立戸塚はセットプレーから合わせで#13小寺、#55山崎、Jエナジーは#11川畑、#10矢野(良)等で互角の展開。Jエナジーは選手を入れ替えながらも加点していく。一方日立戸塚もよく踏ん張り、残り2分には#8山田の3Pシュートで50対70とする。タイムアウト後日立戸塚はゾーンプレスで最後の追い上げを試みるがJエナジーは冷静にゲームをすすめ、結局76対54でJエナジーが勝利をおさめた。

(戦評担当 山口県バスケットボール協会)