第33回 バスケットボール日本リーグ 柳井大会

平成12年(2000年)1月29日(土) 柳井市体育館

第1試合 男子二部

豊田通商●66(36,30)−(34,42)76○大日本印刷

※主審:相原信也 副審:叶  太

【スターター
豊田通商  #2若松 #11西川 #32ミルホーランド #42村田 #44渡辺(Cap)
大日本印刷 #0喜多 #11馬場 #20村越 #31石橋 #55安田(Cap) 

【戦評】
 豊田ハーフコートのマンツーマン,大日本シュートカウント後のプレスでスタート.大日本のインサイドを固めるディフェンスに対し,豊田は#2若松のジャンプシュート,#50桐谷の3Pシュート,#32ミルホーランドのミドルシュートなどで得点.大日本はガードの#0喜多の2本の3Pシュート,#11馬場の3Pシュートと,速攻からのプレーで得点.前半は一進一退の攻防で,36−34の豊田2点リードで終了.
 後半立ちあがり,大日本の連続ターンオーバーから豊田#32ミルホーランドの速攻,#44渡辺の3Pで34−41とリードを広げたが,直後の豊田#2若松のテクニカルファウルから流れが変わり,大日本#0喜多の3Pシュートとジャンプシュートで残分15に43−42と逆転.大日本は#31石橋と交代した#44北谷がリバウンドを奪い取る活躍を見せ,リードを奪うが,豊田も#7稲田,#32ミルホーランドの得点により,残分6に56−56の同点.そこから,大日本の3連続の速攻により豊田をつきはなし,大日本が勝利を収めた.大日本の粘りのあるディフェンスが後半は,豊田を封じ込めた.

 

第2試合 男子1部

日立大阪●44(22,22)−(32,34)66○トヨタ自動車

主審:小池正夫 副審:岸田吉明

【スターター
日立大阪   #3石橋 #9三谷 #10大江 #15アレキサンダー #24ウッズ
トヨタ自動車 #1棟方 #2ホーバス #7ライト #9折茂(Cap) #10納谷

【戦評】
 前半開始から,日立はトヨタのプレッシャーディフェンスを攻めあぐみ,残分10でわずか6得点.トヨタは#9折茂,#10納谷の連続の速攻や#9折茂の3Pシュートで残分10で15−6とトヨタリード.日立はインサイドにボールを入れるが,なかなか得点できず,苦しい展開.トヨタは交代の#23トンプソンの活躍により,前半は32−22とトヨタ10点のリードで折り返す.
 後半に入り日立は#24ウッズ,#15アレキサンダーのインサイドプレーが機能し,#9三谷のジャンプシュートも決まり,残分13で40−36の4点差に追い上げる.しかし,トヨタは#7ライト,#23トンプソンの連続リバウンドダンクで波に乗る.日立は残分6,7と連続タイムアウトをとり,ゾーンで流れを変えようとするが,トヨタは#10納谷,#1棟方の3Pシュートや,#4知花,#0江嶌,#11諸留の3連続の速攻で勝負を決めた.結果的に日立はトヨタのディフェンスを攻めきることができず,後半残分10から終了までの間に4得点しかすることができなかった.トヨタの快勝であった.

(戦評 山口県バスケットボール協会)